「リスク・コントロール・クラブ」 "Risk Control Club"
- 健司 藤井
- 2018年1月7日
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【今は昔】1997年(古いですが)に英国から帰って、日本での(草創期の)リスクマネジメント界を見て思ったのは、実務家同士のディスカッションの機会があまりに少ないことだった。当時フロントでは東京フォレックスクラブ(為替取引)やISDA(デリバティブ取引)といった「クラブ」が存在していた。リスクマネジメントが発展していくうえで、実務家の意見交換は不可欠なのに、そうした場がほとんど存在しなかった。場がないのなら作ればいい。ここでも1/4投稿のボブ・ガマロック氏が背中を押してくれた。 "I was very excited about the plans which you have for your "risk control club", and I would be happy to help in any way I can. My last five years have taught me to never underestimate the power of a volunteer group that have good science on its side!"" 「私がこの5年間で学んだのは、正しい科学を手にしたボランティア・グループのパワーは決して過小評価できない、ということだった。」 GARP日本支部という助走期間を経て、東京リスクマネジャー懇談会(TRMA)が活動を開始したのが、2002年。今年17年目を迎える「Risk Control Club」は、開催セミナー116回、延べ出席人数1万人を超えた。 次の目標は、セミナー200回、延べ2万人か。いや、むしろ、リスクマネジメントに関心を持つ、次の一人が生まれる手助けをすることだろう。 ~「東京リスクマネジャー懇談会(TRMA)」の活動については、TRMAのホームページ(www.trma.jp)にアクセスされたい。

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