TRMA118回セミナー「人とコミュニティの金融について」開催記録
- 健司 藤井
- 2018年3月11日
- 読了時間: 2分
期末の忙しさから事後報告になってしまったが、3月5日に、東京リスクマネジャー懇談会(TRMA)第118回リスクセミナー「人とコミュニティの金融」を開催した。講師は第一勧業信用組合理事長の新田信行さん。
【第一勧業信用組合さんのFacebookより】
https://www.facebook.com/daiichikanshin/?hc_ref=ARTd2jSzy6BWzJg1ArOtp0xbUic09hV9MDZxHAOPH0kPy9N_xMLQK3Lbbdj9C5zdZPU
PD・LGDといった信用リスク管理の基本ツールを理解しながらも、コミュニティに尽くす、という信用組合のミッションから、創業支援や地方創生に力を貸すには、定性判断「目利き力」しか通用しない、という論理は極めて明快でした。
当日は、曇天から夕方には春の嵐のような雨になり、出席者の減少が懸念されましたが、講師の思いが事前に通じたのか、「出席者数者÷申込み者数」であらわされる「出席率」」は驚異の80%を超えました(通常は60~70%)。
前回セミナー「受注情報を利用した信用リスク評価とその活用について」が、ィンテックに代表される定量指標からの信用リスク評価であったのに対して、今回セミナーは、いわば真逆の定性判断からの信用リスク評価、ということで、対比を鮮明にしたセミナーシリーズでしたが、それぞれに持ち味を発揮、結果として、信用リスク管理の奥深さを示すことになりました。
【セミナー当日の資料と質疑応答は、TRMAの会員用ホームページ( www.trma.jp )に掲載されます。会員のみ閲覧可能ですが、会員登録は簡単です。ご興味のある方は、上記HPの「会員登録」のタブからご登録ください。】
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